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欲を重ねて揺れる蒼

UTAU&ボカロを愛している人のブログです。

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2011

09/24

Sat.

 

最後にひとつ。
友人二人と俺とでリレーやってみまして許可いただいたんで晒しますww

すごい無茶振りがくるもんで大変でしたwしかも俺がオチとかいうねwww無理やろww
でもすごくたのしかったっすww

追記からどぞー




作 ZaZa、邦月、優雨
_______________________

一番手 ZaZa

「雨が降っていた。縫い針のような雨が絶え間なく降り注ぐ。
 物音をかきけす雨音と、時折遠くで雷の音が聞こえる。
 傘は色とりどりで、まるで飴玉のようにしとどに濡れている。
 傘を差す善き人々は、じめじめとした空気とひどい雨についてぶつくさと文句をいい、
 忘れようと心がける。
 うち一人はこのタブローには入っていない。傘にさえ入っていない。
 
 「古賀くん、傘ないの?一緒に帰る?」

 昇降口にたたずむ少年に女の子が一人、声をかける。
 彼はちょっと驚いて彼女を見る。同じクラスの水野だ。
 しかし、彼はこう言う。
 
 「春雨じゃぬれていこう…。」
 
 水野は彼の風流がわかる心にドキッと―――」

小気味のよい音がした。
音の発生源はハリセン、及び彼の頭である。

「そんなこと、あるとでも思ってんの?」
「ないんじゃないかな。」
「普通にねーよ。」

もう一度彼の頭に優しく天使が舞い降りる。

「春雨じゃなくて、五月雨だし土砂降りだし!」
「濡れたくは無いね。」

彼の相方はいらいらしてハリセンを振り回した。

「まったく、下手な詩なんぞ聞かせやがって。
 しかもタブローって、意味わかってんのかよ、まったく。」
「まったく多いな、まったく。」

二人ともため息をついた。

「で、どうするよ?ここでずっと雨宿りすんの?」
_______________________

二番手 邦月

「んだ。そうすっぺか~」
「何で方言っ!?」

ハリセンが彼の額のど真ん中に命中した。

「あー…とうとうハリセンに召されるときが来たか……――。」
「おきろーーー!!!」

バシッ

「痛いな~…いつでもハリセン常備ですか…。」
「ハリセンは俺の相棒!」
「オレは!?」
「お前は…あぁ~…」
「(えっもしかして…親友!!)」
「そんなきゃねーだろ!」

ビシッ バシッ
古賀はまたハリセンの餌食となる。

「俺に親友などいない!なぜなら俺は…一匹狼(笑」
「オレと一緒にいる時点で“一匹”ではないと思うな~。」

バシッ!!

「うるさーい!」
「ってか、お前ハリセン振り回すんじゃねぇーよ…」
「ちっがーう!      こいつは“ハリセン”ではない。」
「え?」

相方の佐藤が自慢げにハリセンを掲げて古賀を見た。
古賀はボケッとした顔で見返す。

「いいか。よく聞けよ。こいつの名前は………“チャイコフスキー”だ!」
_______________________


三番手 優雨

「え?ジャイコガスキー?お前…とんだ物好きだったんだな…。
 いや、いーとおもうよ?兄貴頼れるし。ただし映画に限る。」
「どんな聞き間違いしたらそうなるんだよ!!
 チャ・イ・コ・フ・ス・キ・ー だ!」
「じゃ じゃ じゃ じゃーん!!じゃ じゃ じゃ じゃーん!!」
「そりゃベートベン!!
 しかも音痴過ぎるんだよ!『運命』のつもりか!」

ツッコミを入れながら、ハリセンを振り下ろす。
が、しかし!

「なめるな!」
「なにぃ!?」

ハリセンは古賀にあたる前に真剣白刃どりの要領で受け止められていた。
が、しかし!

「甘いわ!!」
「なにぃ!?」

佐藤はどこからか次なるハリセンを持つと古賀に親の敵とばかりに振りかぶる。
スパーンと小気味いい音がするとともに、古賀が地面に崩れ落ちた。

「ぐふぅ…やるな…しかし、我を倒しても第二、第三の我が現れるだろう…。」
「お前誰だよ!!」
「つか、お前その二つ目のハリセンどっからだしたの…。」
_______________________


四番手 ZaZa

古賀が立ち上がりながら訊いた。

「よ~じ~げ~ん~ポ~ケーットー~!でりりでっでりー♪」

佐藤は二つのハリセンを小脇に挟み、白い布切れのようなものを相方に見せる。

「えっまだドラえもんネタでいくのっ?てか、本物?」
「本物なおかげで俺は7点の数学のテストをいまだに親に見せていないッ!」
「のび太くん、のび太くん、その四次元ポケットに傘は入っていないのかね。」
「うーん。」

彼は浅そうな見た目のポケットにひじまで手を突っ込みながら言った。

「レシートとか、鼻かんだティッシュとか……
 あ、これは俺のお守りの94点とったテストで…。んーとお前に借りパクしてるマンガ…。
 これはチャイコフスキー二世で…ってイタイイタイ!!」

古賀は自分の相方をわさわさとゆすった。悪ガキが他人の家の柿の木をゆするみたいに。

「オレのギャグ日返せよ!それにお前、オレのギャルゲどうしたんだよ!?」
「小銭欲しさに売った。てか、放せよ!」
「お~まえ~なーっ!!高かったのにィィィィっ!!」
「わあった。わあったから、ローンで返済すっから、いい加減放せって。
 お前のせいで俺まで女子にもてなくなるっつの。」

下駄箱を通りがかる女の子たちが、二人に心からの軽蔑か心からの迷惑さの目線を投げかけてゆく。


「反省っ。反省しろぉっ!ついでにお前も元からモテてねえっ!」
_______________________


五番手 邦月

「しらんのか。オレはホントはモテ男なんだよ!キリッ!」

佐藤は自慢げに言いドヤ顔をしてみせた。

「嘘をつくな嘘をぉぉぉ!!」

古賀は佐藤のハリセンを取り佐藤に振りかざした。

パンッパーン!!

「~~~~~――――ッ…」

佐藤ははたかれた頭を抱えてうなっている。

「オレといる時点でお前は底辺にいるんだよぉぉぉぉ!」
「お前自分で言ってむなしくないの…?」
「…!オレだってむなしくなるさ…むなしくなるけどぉぉ…。」

今度は古賀が頭を抱えながら沈んだ。

「それに俺は嘘は言ってない。…ほら、あそこを見てみろよ。
 俺を見ているじゃないか…」

少し照れながら、また自慢気に言う。
先ほどから女子がこちらをちらちら見ている。

「あぁ、お前といても俺の輝きは底辺には落ちない。」
「あぁー…佐藤くん、佐藤くん?ナルシ発言はひじょ~に痛いよ?」
「俺はナルシじゃない!俺は自他共に認めるイケメンだ!」
「あーソウダネ。サトークンはイケメンだ。カッコイイ。」
「ありがと。」
「ってか…雨どうすんだよ?さっきより降ってきた。」

雨の勢いが強くなってきた。
小気味のよい音がいつの間にか激しい音へと変わった。
残っている生徒が少ないのか人影が少ない。

「お前も傘持ってねぇーよ…な……?あ???」


_______________________


ラスト 優雨

「よう、阿呆ども!」
「てめー、相川!開口一番それかよ!」

相川と呼ばれた男は二人の頭を軽く小突いて登場した。

「相川も残ってたのか。」
「いや、残っていたわけじゃない。」
「はぁ?じゃぁ何でここにいるんだよ」
「お前らじゃどうせオチにつなげられないと思って最後の最後で登場してやったぜ!
 まさかこんなラストで新キャラが出てくるとは誰も想像つくまい!
 どうだ、読者の意表をつく華麗なる登場だろう!褒め称えるがいい!!」
「てめぇ何つーメタ発言してんだよ!怒られんぞ!」

相川は気にするでもなく靴を履き替え、佐藤たちに向き直った。

「つか、なんでお前らかえらねぇの?」
「いやーオレたち傘持ってなくってさー。相川もってんの?」
「なんだお前ら、傘ねーからってかえらねぇの?ここに泊まる気かよ。」

軽く笑った後に不適な笑みを浮かべ、彼はこう言い放った。

「いいか愚民ども、よーくきけよ?

 服が濡れるのがいやならば、服を着なければいいじゃない!」


そういうと相川はどこかに走り出した。
二人は相川が何を言い放ったのか、そして何が起こったのか、
理解するのに間があったが、ようやく理解したとき、

「服だけじゃねーよ!」
「とんだマリー・アントワネットだな!!」

と、つっこみ雨に濡れるのも構わず走り出した。
そう、すべては友達を犯罪者にしないために!

「ハリセン一個貸して。」
「おう、チャイコフスキー貸しちゃる。」


END
______________________

正直このオチはすまんかったww
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